赤身肉ブームに、熟成肉ブーム・・・近年の肉ブームは細分化され、各飲食店のコンセプトがきらりと光る、様々なスタイルのお肉が味わえるようになりました。
そんな肉ブームの中で「肉割烹」というジャンル、みなさまご存知でしょうか?
以前のRettyグルメニュースでもご紹介しましたが・・・
「肉割烹」と「肉料理」の、分かりそうで分からない"微妙な違い"とは?
▶︎詳しくはこちら https://retty.news/24762/
「割烹」の言葉から連想されるように、日本料理の調理法をベースとした様々な牛肉料理を、喰い切りスタイルで提供される、新たな牛肉料理のジャンルのこと。
(*ちなみに喰い切りとは、お客の食べるスピードを見ながら一品ずつ料理を出す懐石料理の提供スタイル)
先日Rettyで行った、外食の「牛肉料理」について、Rettyユーザー1,015名を対象に行ったアンケートでも、「美味しい肉を適量食べたい」との回答が約9割に上り、素材選びや食べ方に対するこだわりが、多様化していることがわかりました。
そこで今回、Retty TOP USERで「肉割烹」の魅力にハマり、「肉割烹」のお店を巡るBan Amanoさんに、その魅力やおすすめのお店を語っていただきました
TOP USER紹介
ここ数年は肉ブームが続いていますが、『食べたいけれど、若い頃のようにたくさん食べるのは難しい』いう声を聞きます。私もそんな一人・・・。
そんな中最近は、希少部位などの美味しいお肉を、少しずつ...色々な調理法で食べる、というお店が増えてきました。
みなさんにもぜひ肉割烹の魅力をお伝えしたく...「肉の希少部位を少しずつ、色々な食べ方で」のスタイルで肉料理を提供するお店をご紹介させていただきます。
まずはこちら、私が感動した2店、京都の「三芳」、東京表参道エリアの「よろにく」です。
わざわざ京都へ足を運びたくなる「三芳」
京都は八坂神社手前、祇園エリアに店を構える「三芳」。基本、コース料理のみになります。とにかく、出てくるコースの料理一品一品が素晴らしい!ため息も出ません。
そして、味付けが良いのに加えて、こちらのお店がすごいと感じたのは、食材の組み合わせです。例えば、サーロインとイカを合わせるとか。
ぜひ、ご店主の手元が見えるカウンター席で味わっていただきたいですね。
シャトーブリアンのカツレツは圧巻「よろにく」
表参道駅から骨董通りへ...西麻布方面に進むこと、徒歩11分ほどの場所に店を構えるのが「よろにく」です。
ここのお店の正確なジャンルは「焼肉」ですが、お肉料理のレベルの高さから「肉割烹的な肉料理」のお店としてご紹介します。
一押しは、圧巻のシャトーブリアンのカツレツ!他にも、高級塩昆布で頂くタンも絶品です。美味しさもさることながら、とにかく感動する料理の数々を、味わい...そして楽しんでほしいですね。
こちらはおまかせコースをお願いするのがおすすめですよ。
全体的に「肉割烹」は1万円超えの高価格なお店が多いのですが、比較的トライしやすい価格でいただけるのが「うしみつ」、「もつ吉」、「鳥茂」です。
あの人気店の同じレベルの絶品牛肉が味わえる「うしみつ」
西麻布の焼肉割烹「けんしろう」の姉妹店「うしみつ」をご紹介。「けんしろう」ではコースの料理が1人約2万円ほどですが、なんと「うしみつ」ではその半値以下でいただけます!(お肉のレベルはほぼ同じ!)
肉を肉で巻く、うしみつユッケと炙り握り寿司の盛合せや、名物の赤身肉のけんしろう焼きなど、初見の方は盛り上がること間違いなしです。
頼んだものが片っ端から美味しいらしい「もつ吉」
お肉がお好きであれば、すぐにでも行かれることをお勧めする渋谷にある「もつ吉」。
和三盆などで味付けをしたローストビーフに鰹節をかけるなど、かなりオリジナル度の高い肉料理が頂けます。
とにかく、頼んだものが片っ端から美味しかった・・・。
そのため、何人かで行き、色々な料理をちょっとずつシェアして食べるのが特におすすめです。
鳥以外のお肉もガンガン出てくる「鳥茂」
新宿にある「鳥茂」は、店名に「鳥」とつくも、鳥以外のお肉もガンガン出てきます。
例えば、牛のサーロインにキャビアやウニを組み合わせた料理なども出てきたりします!
お店のジャンルは、串焼きやもつ焼きですが、個人的にはまさに「肉料理・肉割烹」のお店だと感じました。
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はぁ〜・・・美味しそうな肉料理にうっとりしてしまいますね。
肉割烹の魅力は、希少部位を、喰い切りスタイルで味わう、未知の肉体験だと語るBan Amanoさん。
その未知の肉体験は、調理法であったり、高級食材と高級食材の組み合わせであったり、意外な食材との組み合わせであったり、お店によって様々。
今までに感じたことのない感動を、ぜひ味わってみたい!2018年は"肉貯金"をスタートさせて、ぜひ体験しに行かなきゃ!ですね。