ナイジェリアの首都アブジャの商業地区で25日、爆弾攻撃があり、少なくとも21人が死亡、17人が負傷した。警察が明らかにした。
爆発が起きたのは現地時間午後4時前で、現場は買い物客らで混雑していた。
犯行声明は出ていないが、同国ではイスラム過激派組織ボコ・ハラムが、市民を標的にした攻撃を繰り返している。
警察の報道官は、現場で記者団に対し「21人の死亡と17人の負傷が確認された」と語った。
同報道官によると、容疑者の1人は拘束され、もう1人はバイクで逃亡しようとしたところを治安当局が射殺した。
首都アブジャでは爆弾攻撃が相次いでおり、4月にはバスターミナルを狙った攻撃で少なくとも75人が死亡、5月には自動車爆弾攻撃により少なくとも15人が死亡した。[アブジャ 25日 ロイター]
関連記事