ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得したボツワナの陸上選手、ナイジェル・アモスさんには、小さいながらも鼓舞してくれるトレーニングパートナーがいるようだ。
アモス選手は10月25日、ミーアキャットと見られる動物を背中に乗せながら、腕立て伏せする動画をTwitterに投稿。「これは長い旅路だ」とコメントを添えている。
上下するアモス選手の背中の上に、怯えることなく乗り続けているミーアキャット。
この動画を、世界陸連は「完璧なトレーニングパートナーなど存在しな…」というコメントとともにシェアしている。
また、ディズニー映画『ライオンキング』に出てくるミーアキャットのティモンを思い出した人もいたようで、「これはティモンですか?」というリプライも投稿されている。
アモス選手は、ミーアキャット以外の動物たちとも強い絆を築いているようだ。Instagramには、馬とお互いにお辞儀し合う写真なども投稿されている。
東京オリンピックで助け合ってゴール
アモス選手は、8月に開催された東京オリンピック陸上男子800メートルにも出場した。
準決勝では、アメリカのアイザイア・ジュエット選手と交錯して転倒する不運に見舞われたが、ふたりは転倒後に握手し、お互いに声を掛け合いながら同時にゴール。
遅れてのフィニッシュになったが、アモス選手は転倒に巻き込まれたことを訴えて、決勝進出が認められた。
決勝では8位でゴールし、メダル獲得は叶わなかったものの、アモス選手は功績を讃えられて、地元の街から賞金や農地などが贈呈された。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。