ナイジェリア代表、サッカー準々決勝のボイコットを示唆「すべてがめちゃくちゃ」【リオオリンピック】

サッカー男子のナイジェリア代表が、8月13日に行われるデンマークとの準々決勝をボイコットする可能性を示唆した。
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リオデジャネイロ・オリンピックに出場しているサッカー男子のナイジェリア代表が、8月13日(現地時間)に行われるデンマークとの準々決勝をボイコットする可能性を示唆した。給与の未払いが理由だという。ニューズウィークなどが報じた。

選手らは、大会前にアトランタで行われた合宿の手当と、今大会でのグループリーグ出場のボーナスを支払われていないとして、11日の練習を拒否。チームを率いるサムソン・シアシア監督はこの日のインタビューで、次のように述べた。

「すべてがめちゃくちゃで、選手らはもうプレイすることを望んでいない。私は彼らがどういう行動を取ろうとも、支持する。彼らは自分たちの権利のために戦っている」

「私も過去5カ月間、給料を支払われていない。私のアシスタントたちも同じだ。家族を養わなければいけない者たちにとって、これは過酷なことだ」

ナイジェリア代表はこれまで、リオに入る直前に飛行機代をめぐって合宿地のアメリカ・アトランタで立ち往生するなど、トラブルが続いている。手当については11日分しか払われていないという。

ナイジェリアのスポーツ相はニューズウィークに、8月14日までに選手らに手当の一部を支払うと語った。残りは後日支払うという。

一方でスポーツ相はシアシア監督を「ナイジェリアに対してフェアじゃない」と非難。「彼はナイジェリアを(リオに)連れて行くといったのに、この時点で彼自身の給料の問題を出すなんて、公平じゃないじゃないか」と述べた。

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