NHKの朝ドラ「まんぷく」どんなドラマ? 安藤サクラ主演、ドリカム主題歌で楽しみすぎる

「この曲が毎回ど頭で流れるなら確実におもしろい! この朝ドラ!!」

女優の安藤サクラがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(10月1日スタート、月〜金曜前8・00)の主題歌が「DREAMS COME TRUE」の新曲「あなたとトゥラッタッタ♪」に決定した。

ヒロインを務める安藤は、同曲について「初めて聴いたときからわくわくが止まりません。わくわくがあふれて聴く度に涙が出ます。この曲と一緒なら、絶対ぜったい大丈夫じゃんってちょっぴりあった不安は全部吹っ飛んでいきました。この曲が毎回ど頭で流れるなら確実におもしろい! この朝ドラ!!」とコメントしている。

「まんぷく」どんな物語?

あらためて「まんぷく」とはどんな物語なのだろうか。ドラマ放送前に、予習してみよう。

脚本家の福田靖さんを担当する本作は、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福氏と妻・仁子氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪で懸命に生き抜く夫婦の成功物語。

安藤サクラが、夫の背中を押し、支えていく妻・立花福子役を演じる。福子の夫、萬平役は長谷川博己が演じる。その他、松下奈緒や要潤、内田有紀、大谷亮平など豪華キャストの出演が決まっており、「語り」は、史上最年少14歳で芦田愛菜が担当する

NHKの公式サイトが、以下のように詳しくストーリーを紹介している。

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「まんぷく」の舞台は戦前の大阪。三人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱい受けておおらかに育ったヒロイン・福子。父を早くに亡くしていたため、家計を支えようと、女学校を卒業した後、ホテルの電話交換手として働く。

懸命に仕事に励む福子が、楽しみにしていたのは間近に迫った長女・咲の結婚だった。次女の克子は、早くに結婚して家を出ていたため、宝飾店で働いて女学校に出してくれた咲に恩返しをしたいと、結婚式を華やかに祝うための方法を考えていた。そんな時に出会った運命の人が、バイタリティーあふれる発明家・萬平だった。

やがて二人は恋に落ち、結婚する。

しかし、萬平は幻灯機、フードプロセッサー、航空機エンジン部品、製塩、栄養食品、金融など、次から次へと事業を手がけ、大成功したかと思えば大失敗、敗者復活戦を繰り返す。

初めは夫に振り回され、耐えるだけだった福子は、やがて夫を支え、背中を押し、引っ張っていく強い女になっていく。すべてを失ったどん底からの最後の敗者復活戦、ついに夫婦は「インスタントラーメン」を創り出す。それは世界の食文化に革命を起こす大発明だったーー。

安藤サクラ「覚悟を決めた」主演

2017年に第1子を出産している安藤は、長期に渡る朝ドラの撮影について「覚悟して出演を決めた」という。

出演の話を聞いたのは、昨年の10月頃。「最初はやれる気がしなかった」と躊躇したが、夫の柄本佑や両親の奥田瑛二と安藤和津、そして義父母である柄本明と角替和枝の言葉に勇気をもらい出演を決意した。

1月の会見時には、「夫は『できるかもしれないよ? 現実的にとらえなくていいから、バカなふりして色んなこと考えてみなよ』と背中を押されました。家族全員、『なんでやらないの?』という感じでしたし、義理の母からは『やりなさい。やらないなら仕事を辞めちゃいなさい』と言われましたね」と語っていた

「まんぷく」では、「世の中の役に立つこと」を理想に前に進み続ける夫や、萬平の理想に理解が乏しく、娘の結婚生活に首を突っ込む母との間に挟まれながら、子どもを育てる福子が描かれる。現代の子育て世代も、そのマネージメント能力が参考になるかもしれない。