「コロナ下で生活がいつもより不規則になったから」「医療の現場が大変な中、腹痛くらいで病院に行っては申し訳ないから」。
そんな理由で受診を先延ばしにしてきたという俳優の東ちづるさんは2020年秋、体調不良に襲われて入院。その後、早期の胃がんが発覚し手術を受けました。
国立がん研究センターによると、2020年のがん診断数は前年比5.9%、約6万件も減少。東さんのようにコロナ下での受診控えが影響していると考えられ、医療機関はがん検診などを先延ばしせず受けることを呼びかけています。
コロナ下での生活が長期化する中、がんとどう向き合えばいいか。頻繁に顔を合わせるのが難しい状況で、がん患者と家族、同僚など周囲の人はどのようにコミュニケーションを取り、心のケアを考えていけばいいか。
2月4日(金)に開催される、がんとの共生社会を目指す、無料のオンラインイベント「ネクストリボン2022」で一緒に考えてみませんか。
イベントでは、東さんの対談や、専門医による講演があります。また、「がんと就労・生活」をテーマに、相談やサポート活動にあたる人たちなどのパネル討論を予定。がん患者が働きやすい環境づくりについても、企業関係者とともに探っていきます。会社員時代に甲状腺がんになり、その後、歌手になる夢をかなえた木山裕策さんのトーク&ミニライブもぜひお楽しみに!
患者さんご本人やその家族、友人、同僚、企業関係者、そのほか、がんとの共生社会に関心のある方はどなたでも、ぜひご視聴ください。参加無料(要事前登録)。
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株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)は、公益財団法人日本対がん協会とともに、ワールドキャンサーデー(世界対がんデー)の2022年2月4日(金)に、がんとの共生社会を目指すイベント「ネクストリボン2022」をオンラインで開催します。
「ネクストリボン2022」イベント概要
<日時>
2022年2月4日(金)13:00~16:10
<内容>
▶︎13:00~13:10
MC/主催者あいさつ
▶︎13:10~13:40【セクション1】 講演「コロナ下のがんと心のケア」
登壇者:清水研さん(がん研有明病院 腫瘍精神科部長)
▶︎13:40~14:40【セクション2】 パネル討論「コロナ時代、くらしと仕事 相談から見える課題」
登壇者:押川勝太郎さん(宮崎善仁会病院 腫瘍内科医)
北見知美さん(公益財団法人日本対がん協会 相談支援室マネジャー)
清水研さん(がん研有明病院 腫瘍精神科部長)
吉田ゆりさん(一般社団法人がんと働く応援団 代表理事)※五十音順
コーディネーター:朝日新聞東京本社社会部 上野創記者
▶︎14:40~15:20【セクション3】 鼎談「ウェルビーイングな社会の実現に向けて」
登壇者:宇都出公也さん(アフラック生命保険株式会社 取締役上席常務執行役員)
三田明さん(大鵬薬品工業株式会社 人事部 シニアエキスパート)※五十音順
司会:原元美紀さん(フリーアナウンサー)
(休憩5分)
▶︎15:25~15:40
【セクション4】 トーク&ミニライブ「がんとともに生きる、寄り添う」
登壇者:木山裕策さん(歌手) キャンペーンソング「幸せはここに」歌唱
▶︎15:40~16:10【セクション5】 対談「コロナ下で経験したがんと、いま伝えたいこと」
登壇者:東ちづるさん(俳優)
聞き手:朝日新聞大阪本社生活文化部 田中ゑれ奈記者
<お申し込み>
イベント詳細・お申し込み(「応募フォーム」)はこちらから
参加費:無料
応募締め切り:2022年2月4日(金)12:59まで
※事前に申し込みいただいた方に視聴用URLをメールでお送りします。
<お問い合わせ>
ネクストリボンプロジェクト事務局
E-mail:nextribbon@asahi.com
TEL:03-5565-4685(平日10:00~17:00)
主催:公益財団法人日本対がん協会、株式会社朝日新聞社
後援:厚生労働省、経済産業省、バズフィードジャパン株式会社
支援:株式会社メディカルノート
特別協賛:アフラック生命保険株式会社
協賛:大鵬薬品工業株式会社
協力:共立株式会社、共立インシュアランス・ブローカーズ株式会社、テルモ株式会社