大坂なおみは、2020年全米オープンテニスの女子シングルスに優勝し、自身3回目のグランドスラムを制覇した。
優勝直後、大坂はインタビューに答えた。冒頭、大坂は対戦相手のアザレンカに対して「アザレンカ、(準優勝)おめでとうございます。本当はあなたとこれからも決勝で対戦するのは楽しみというより怖いくらいです。私が幼い頃はあなたがプレーする姿を見ていたものです」と3セットにもつれ込んだ相手を称讃した。
ブラック・ライブズ・マター運動をめぐり、決勝まで用意していた7通りのマスクについて聞かれると、大坂は「あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?メッセージをあなた方がどのように受け取ったかに興味があります。話し合いが起きれば良いと。USオープン会場の外で起きていることについては詳しくないですが、より多くの人がこのことを語る(きっかけになる)といいと思います」と語った。
「チームに感謝します。私のシーズンの出だしは良くなかったのに私の力を信じてくれました。見てくれているみんなありがとう。家族にも感謝します」と自分を支えてくれた人たちへの感謝を口にした。
また、過去25年間第一セットを落として優勝した女子選手はおらず、25年ぶりの快挙だとインタビュアーに聞かれると「ここは頑張り続けるしかないと思っていただけです」と答えた。