地方創生やライフスタイルの話題に力 メディアとしての社会的使命を果たす

ひとり一人が暮らしやすい社会を実現するため、ハフポスト日本版は今後もメディアとしての社会的使命を果たしていきたいと思います。
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12kagetu/Aflo via Getty Images

あけましておめでとうございます。

2014年はハフィントンポスト日本版のご愛顧のほど、誠にありがとうございました。おかげさまで、2013年5月にスタートした日本版は順調に成長し、今では月間1000万人以上にご愛読いただき、日本のニュースサイトとして着実に力を付けています。2014年は特にキャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使を招いた1周年イベント「未来のつくりかた」や年の瀬の衆院選など、様々なイベントを経て、無事に年を越すことができました。皆様のご厚情とご支援に改めて感謝申し上げます。

この1年間の主な記事を振り返りますと、都内の図書館で「アンネの日記」が大量に破られた事件はハフポスト日本版がスクープし、大きな社会的反響がありました。さらには、福島第一原子力発電所で事故収束のために働く原発作業員のインタビュー記事や、サッカーワールドカップのブラジル大会でのシュートやパス成功率など、データを元にした、いわゆるデータジャーナリズムの記事も好評でした。2014年8月には、韓国に日本人の大学生2人を派遣して「韓国の8月15日」をリポートしてもらいました。若者ならではの純粋な驚きや発見を発信できたと思います。

2014年に一番読まれたのは、5月の大相撲夏場所で優勝した横綱白鵬が千秋楽翌日の会見を拒否した理由を明かした記事でした。流産した夫人を守るための行動だったことがわかり、読者の心を打ちました。

このほか、うつ病の23歳青年が元暴力団幹部と出会って人生観が変わったブログ記事や、同級生にレイプされたアメリカ女子大生の記事も多くのページビューを集めました。

2014年に読まれた主なニュースとブログは以下の通りです。

<ニュース>

<ブログ>

2015年も世界13カ国までに広がったハフポストの姉妹サイトのネットワークを生かし、持ち味の国際報道を重視します。そして、人々が暮らしやすい、より良い社会の実現を目指し、地方創生やライフスタイルのニュース報道に力を入れます。その第一弾として、新年企画「未来のつくりかた」を1月1日から特集いたします。地域社会や様々な分野で、新たな取り組みを始め、次世代のために頑張っている方々を紹介いたします。さらに、過疎化が進み限界集落が増える中、1月28日には専門家らを招き、地方創生をテーマにしたイベントを開催いたします。LGBTらマイノリティーを大切にするダイバーシティー(多様性)の記事も積極的に取り上げていく方針です。

また、ハフポストは、いろいろな違った意見や背景を持ったブロガーや読者が、議論を交わす「良質な言論空間」を目指しております。ブロガーの登録者数はスタート時には約70人でしたが、現在は約300人以上の方々に参加していただいております。ハフポスト日本版のブログは存在感を強めており、2015年も多くの方々に寄稿していただきたいと考えております。

ひとり一人が暮らしやすい社会を実現するため、ハフポスト日本版は今後もメディアとしての社会的使命を果たしていきたいと思います。2015年もよろしくお願い致します。