【Netflix】テレビより先に「テラスハウス」の新作 フジテレビが提供へ

フジテレビは6月17日、秋から日本に上陸する世界最大手の動画配信会社Netflix(ネットフリックス)に新番組を提供すると発表した。
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フジテレビは6月17日、秋から日本に上陸する世界最大手の動画配信会社Netflix(ネットフリックス)に新番組を提供すると発表した

テレビ局が放送に先駆けてネットで配信するのは異例。こうした取り組みが普及して、視聴者が好きなときにテレビ番組を楽しめるようになるのか注目される。

配信されるのは「テラスハウス」シリーズの新作「TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING」(仮)と、イギリスの連続ドラマ「アンダーウェア」の2作品。いずれも、秋に日本上陸するNetflixで先行配信した後、地上波での放送に加え、動画・コミック配信サービス「FOD・フジテレビオンデマンド」において配信していく予定だという。

「テラスハウス」は海辺のシェアハウスで男女が共同生活を送るさまを記録したリアリティ番組。2012年から2014年にかけて放送され、10代、20代を中心に高い人気を誇っていた。

朝日新聞デジタルによると、日本のテレビ局がNetflixでの番組配信を決めたのは初めて。アメリカ・カリフォルニア州に本社があるNetflixは、2007年からネット上での有料動画の配信を始めた。月額7.99ドル(約1000円)で多数のドラマや映画、ドキュメンタリーなどが見放題になることで人気を集め、約50カ国に6200万人以上の会員がいる。

Netflixのグレッグ・ピーターズ社長は、17日に開かれた会見で「特に若者から支持のあるコンテンツ制作に定評のあるフジテレビと日本での第一弾の取り組みが出来たことを大変に嬉しく思っています」とコメント。「今回のプロジェクトを機に、日本の素晴らしいコンテンツを今後も日本と世界のお客様に向けて発信していきたい」と抱負を語った。

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