参議院選挙の公示日である7月4日の午前0時、主要9党の党首が「ネット第一声」が流れた。事前に録画された映像を、動画サイト「ニコニコ生放送」が一斉公開したものだ。公職選挙法でネット上での選挙運動が解禁されたことを受けての試みで、これまでは公示日以降は、各政党や候補者はネット上での情報発信ができなかった。
各党首の訴えで評価が分かれたのは、安倍政権の経済政策である「アベノミクス」だった。自民党総裁の安倍首相は「日本を覆っていた重く暗い空気は一変した」と成果を強調。一方で、民主党の海江田万里代表は「大企業にとってはいいが、皆さんの暮らしはどうでしょうか」と疑問を投げかけたほか、生活の党の小沢一郎代表も「一部の大企業と金持ちだけが儲かるマネーゲーム」と切り捨てていた。みどりの風の谷岡郁子代表も「1%の人だけが儲かるようなアベノミクスには反対」と主張した。
各党首の「ネット第一声」の抜粋は以下の通り。
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