一般社団法人アニマル・ドネーションらが参画する「猫もぐらたたき実行委員会」は3月16日、特製の猫専用おもちゃ「猫もぐらたたきBOX」のためのクラウドファンディングを開始した。2月22日にプロジェクト発足を発表していたが、猫によるテストやサンプル試作を経て、ついに始動した。
制作費となる50万円の購入金が集まれば、限定2222個分のBOXの制作が決まり「猫もぐらたたき大会」も開催する。50万円以上寄せられた購入金は、すべて猫の保護のために寄付するという。
クラウドファンディングには、「猫もぐらたたきBOXを本気で楽しむプラン」(5000円)や「通常プラン」(3000円)などのほか、猫が身近にいない人でも申し込める「美味しく食べて応援プラン」(3000円)といった特典がある。
実際に、猫たちがサンプルで遊ぶ様子はこちら。猫が夢中で、もぐらたたきをしたり箱に潜ったりしている。
猫が顔を出すとスフィンクスにも変身できる「猫もぐらたたきBOX」
「猫もぐらたたき実行委員会」の本来の目的は、猫の保護。
環境省によれば、日本では2014年の1年間で9万9500匹あまりの猫が、行政によって殺処分されている。年々、減少しているが、犬よりも猫の方が殺処分数が多いのが現状。今回は猫の保護のため、制作費をのぞいた購入金はすべて、一般社団法人アニマル・ドネーションを通じて、猫の保護カフェ「ネコリパブリック」に寄付される。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー