この女性史月間、宇宙でも新たな歴史が刻まれる。
NASAがこの3月末、史上初の女性宇宙飛行士のみによる船外活動を行う。
国際宇宙ステーションからの船外活動は、Expedition59(第59次長期滞在)の活動の一部で、3月29日に予定されている。宇宙飛行士は、アン・マクレーン飛行士、クリスティーナ・コーク飛行士、ジャッキー・ケイギー飛行士らが含まれる、とNASAがハフポストUS版に語った。NASAのウェブサイトによると、船外活動は7時間に及ぶ予定。
「3月29日の船外活動は、史上初の女性宇宙飛行士のみによるものになります」NASAの広報、キャサリン・ハンブルトンさんは言い、「任務やスケジュールは常に変動する可能性があります」と付け加えた。
「これは意図的に組まれた訳ではありません。そもそも、この船外活動は当初、秋に予定されていたのです」とハンブルトンさんは語った。
ヒューストンにあるNASAのジョンソン宇宙センターで任務を地上から支えるフライト・コントロール・チームには、リード・フライト・ディレクターとしてメアリー・ローレンスさんとエンジニアのクリステン・ファッチオルさんが参加する。
ファッチオルさんはTwitterに「なんと、史上初の女性のみの船外活動をコンソールでサポートする事になりました!...興奮ではち切れそう!」と喜びを投稿した。
船外活動は比較的珍しく、通常、宇宙船や人工衛星の外装修理や新しい機械の試運転の為に行われる。
マクレーン飛行士、コーク飛行士、ケイギー飛行士は皆、宇宙飛行士プログラムの2013年卒業生であり、NASAによるとその学年の生徒の50%が女性であったという。
ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。