胆管がんのため9月に亡くなった女優の川島なお美さんが最後の1年間、抗がん剤治療を拒み高額な民間療法の治療院に通っていたことについて、夫でパティシエの鎧塚俊彦さん(50)が12月15日、自身のFacebookで、死を目前にした川島さんと自分が夫妻がどのような思いで決断したのか明かした。
Facebookには、夫婦共著の形で8日に発売された「カーテンコール」(新潮社)に対する読者からのメッセージを受ける形で記した。同書とポインセチアを並べた写真を添えている。鎧塚さんは、医師と民間療法師から言われた対照的な言葉を紹介している。
鎧塚俊彦さん(2015年10月1日)
報道によると、川島さんが頼ったのは「ごしんじょう療法」というもので、治療院の関係者は「純金製の棒で、患部や体全体をさすったり、押さえたりするものです。気の力で病気の根源となる邪気を取り除いてました」と説明したという。
川島さんが、肝臓の中の胆管に腫瘍があると知ったのは2013年8月。翌14年1月に手術を受け、同年3月に公表した。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー