米議会、子どもたちも参加 下院議長・ペロシ氏が開会宣言「全てのアメリカの子どもたちを代表して…」

ペロシ氏に票が入ると、孫娘は飛び跳ねて喜んだ。
|

アメリカの第116連邦議会が1月3日に開会し、下院議長に民主党のナンシー・ペロシ氏が選ばれた。ペロシ氏は2007年から2011年まで下院議長を務めており、約8年ぶりの選出となった。

ハフポストUS版によると、この日、多くの下院議員が子どもや孫を含めた家族を連れてきていた。

Open Image Modal
娘を連れる議員
Tom Williams via Getty Images

ペロシ氏も孫娘のベラさんたちを連れており、下院議長の投票でペロシ氏に票が入るとベラさんは飛び跳ねて喜んでいた。

Open Image Modal
ナンシー・ペロシさん(右)と孫のベラさん
Tom Williams via Getty Images

ベラさんに対してTwitter上では、「可愛いかった」や「ペロシさんの孫娘が今日の本当のヒーローね」など、愛らしい姿へのコメントが相次いだ。

また、ペロシ氏は下院議長選出後、壇上で宣誓する時に「孫たちを呼びたい」と言い、議会内にいる子どもたちに「他のみんなも来たかったら上がってきて」と呼びかけた

子どもたちに囲まれたペロシ氏は宣誓後、「全てのアメリカの子どもたちを代表して」と添えて、下院の開会を宣言した。

Open Image Modal
子どもたちに囲まれながら宣誓するナンシー・ペロシ下院議長
The Washington Post via Getty Images

「ねじれ」議会が幕開け、女性議員の数は過去最多

2018年11月の中間選挙で、上院は共和党が多数を維持する一方、下院は民主党が過半数を獲得。上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」状態となった。

下院の女性議員の人数は、過去最多となる100人以上。イスラム教徒の女性議員が初めて下院入りし、多様でにぎやかな顔ぶれが議場に並んだ。