女優の桜庭ななみさん(24)が1月18日、警視庁のテロ防止の啓発ポスターに起用されることになり、同庁から感謝状を送られた。桑原振一郎公安部長が、本部庁舎で桜庭さんに賞状を手渡した。時事ドットコムなどが報じた。
ポスターは桜庭さんが「私たちはテロを許しません」などと訴える内容で、1万枚を用意した。さらに、街頭ビジョンにこのポスターを映しながら、「『いつもと違うな』『何かおかしいな』そんな時は迷わず110番を」と呼び掛ける広報を東京都内の約100カ所で放映。渋谷と新宿、六本木の大型ビジョンでも1日10回以上流される。
警視庁は同日、桜庭さんに感謝状を贈った。桜庭さんは「少しでもテロ防止につながればいい。私自身も深く考えていきたい」と話した。
(桜庭ななみさん起用=テロ防止ポスターに-警視庁:時事ドットコムより 2017/01/18 17:05)
警視庁が作成したポスター
ポスターには、爆発物の原材料対策として、市販の薬品購入時の本人確認への協力を呼びかける内容を盛り込んだ。警察署や薬局、宿泊施設、レンタカー業者などに配る。
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◆桜庭ななみ 鹿児島県生まれ。2007年にスカウトされ、08年に日本テレビ系ドラマ「栞と紙魚子の怪奇事件簿」でデビュー。同年、美少女コンテスト「ミスマガジン」でグランプリに輝く。10年、ヒロインを演じた映画「最後の忠臣蔵」でブルーリボン賞新人賞などを受賞。