安室奈美恵、21歳の自分の涙に“もらい泣き”  当時の思いを語った

NHK『安室奈美恵 告白』に出演しました。
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2001年8月撮影
Simon Kwong / Reuters

2018年9月16日をもって引退すると発表した歌手の安室奈美恵さんが、11月23日に放送されたNHKの特集番組『安室奈美恵 告白』の中で、自身が1998年に出演した紅白歌合戦の映像を見て、涙を流すシーンがあった。

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NHK公式サイトより

安室さんは、1997年にTRFのダンサー・SAMと結婚(2002年に離婚)。同じタイミングで第1子に妊娠を発表し、97年の紅白歌合戦を最後に出産に向けた休業に入った。

その後、歌手活動復活の舞台となったのが、ちょうど1年後の1998年の紅白歌合戦。

1年前と同じ、「Can you celebrate?」を歌った。

大きな声援で迎えられた安室さんは、感極まって涙し、途中、歌を歌えなくなる場面もあった。

番組内で当時の映像を見た安室さんは「1年間まったく歌は歌ってなかったので、温かく迎えてもらえなかったらどうしようという不安があった」と語り、涙を流す21歳の自分の姿を見て"もらい泣き"。

「自分で自分を見て泣くっておかしくないですか」と笑いながら、「おかえりっていう拍手をいただいて、温かく迎えてくださって、嬉しかったのを覚えてます」と当時の気持ちを振り返った。

番組ではその後、小室哲哉プロデュースの楽曲を歌うことを辞め、アーティストとしての道を探りながらデビュー25周年まで駆け抜けた彼女の人生が紹介された。

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10代、20代、30代、40代の4世代でミリオンセラーを達成した唯一の女性アーティストである安室奈美恵さん。

2018年2月からは東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の5大ドームツアーも予定されている。「デビューした時から大きな会場でコンサートをするのを夢見ていた」と語った。

記憶にも記録にも残る「平成の歌姫」は、最後の1年をどう駆け抜けていくのだろうか。