ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの仲本工事さんが急性硬膜下血腫のため、10月19日に死去した。81歳だった。所属事務所のイザワオフィスが発表した。仲本さんは18日に交通事故にあい、神奈川県内の病院で治療を受けていた。突然の訃報にSNS上でも悼む声が広がっている。
仲本さんはTwitterでも積極的に情報発信していた。最後の本人による投稿は、2020年に亡くなったザ・ドリフターズのメンバー、志村けんさんの軌跡を振り返る「志村けんの大爆笑展」をめぐるものだった。群馬県高崎市でのイベント初日である14日、メンバーの高木ブーさんと共に参加して会場を盛り上げた。
最後となった14日の投稿は「今日は、高崎タカシマヤ『志村けんの大爆笑展』にブーたんと行ってきました。笑顔も二倍です。楽しかったなァ。志村も喜んでくれたかな」というもの。志村さんの等身大人形の隣で満面の笑みを見せる写真を掲載していた。
この投稿にファンから追悼のコメントが相次いだ。以下のような言葉で、思い思いに冥福を祈っている。
・「これが仲本さんの最後のツイートと思うと涙が止まりません」
・「志村さん、長さんやみなさんと楽しくなさってください。沢山の笑いをありがとうございました」
・「いつかは天国に行ったら、またコントを見させてください」