長嶋一茂、今村雅弘前復興相の不適切発言に激怒 「議員辞職しなきゃダメ」

タレントの長嶋一茂さんが、東日本大震災をめぐる今村前復興大臣に不適切な発言に、テレビ番組の中で怒りを露わにした。
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時事通信社

タレントの長嶋一茂氏が、4月30日に放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、東日本大震災をめぐって不適切な発言をした今村雅弘前復興相について、「議員辞職しなきゃダメ」と怒りを露わにした。

この日の放送では、今村氏が東日本大震災の被害に関して「まだ東北で、あっちの方だったからよかった」などと発言した責任をとって辞任した問題を取り上げた。

一連の騒動への見解を問われた一茂氏は、「我々も都民として恥ずかしい。東北の人たちに申し訳ない」と発言。「有権者が(今村氏を)選んだということも考えないといけない。こういう方しか閣僚になれないのは、人材不足は否めないというレベルではない」などと、政治家の資質に疑問を呈した。

大臣を辞任したことについては、「この人は議員も辞職しなきゃダメです。当然、当たり前です」と語気を強めた。

同じくコメントを求められた石原良純氏が、今の議員と比べて「昔の政治家はある種傲慢に喋っていた部分があって、それが許されていた」と発言すると、一茂氏は「擁護のようなコメントに聞こえる」と反論。以下のように述べた。

「昔の政治家の人たちの失言は今よりも多分あったと思う。記者も書かなかったりする人たちがいたと思う。今はそういう時代ではないので、やはり時代にあったスキルを持った政治家がやっていかないと。(一行悪いところがあったら)ダメなんです。その危機感がない」

こうしたやりとりを受けてコメンテーターの松本人志氏は、「すごく能力が高くて学力がある人だと思うのです。きっとトークがダメなんでしょうね」などと締めくくった。