毎年8月8〜9日に開催する平和行動 in 長崎。3300人もの参加者を迎える集会の翌日には、ピースウォークを実施。連合長崎の青年委員会・女性委員会のメンバーが、ピースガイドとして平和公園内を案内します。さらに夜には万灯流しを行い、原爆で犠牲になられた方々へ鎮魂の祈りを捧げます。
こうした行動は、地元の連合長崎が綿密な準備を重ね、多くのメンバーに支えられています。今回はなかなか表にはみえない"地元の汗"にスポットをあてます。
平和の泉の清掃
「のどが渇いてたまりませんでした...」体内まで焼けただれた被爆者が「水を、水を」とうめきながら亡くなっていった...その痛ましい魂に水を捧げようとの思いを込めた泉です。連合長崎に集う組合員と家族のみなさんで、平和への願いを込め、猛暑の中、たわしやデッキブラシで清掃を行いました。
万灯づくり
浦上川に流す万灯を、組合員とその家族で作成。総勢90名で650個を真心込めて仕上げました。
【親子学習会も】
この日は親子で、被爆された語り部のお話しも聞きました。
平和行動in長崎 ついに本番を迎えました
1945年8月9日、原子爆弾が長崎に投下され、多くの尊い命が奪われました。今もなお後遺症に苦しんでいる人が大勢います。連合は毎年この日に平和行動 in 長崎を開催し、平和への祈りを込め、二度と核兵器が使われないよう訴え続けています。
ユニオニオン取材レポ
毎年開催される平和行動...地元のみなさんが、これだけしっかり丁寧に真心込めて準備していることに心を打たれたよ。
全ての行動に、平和への願いが込められ、その切実な思いは、子どもたちや若者たちにしっかり受け継がれているんだね...。
あらためて、亡くなられた多くの方々のご冥福と世界の平和をお祈りします。