サッカー女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、日本は6月27日(現地時間)、オーストラリアと準々決勝を戦い、1-0で勝利。2大会連続のベスト4進出を決めた。
決勝トーナメント1回戦でブラジルを下して波に乗る世界ランク10位のオーストラリアに対し、同4位の日本は前半からボールを支配し、積極的にパスを回して攻勢に出るが、なかなか得点が奪えず、前半を0-0で折り返した。
後半はオーストラリア陣内での展開が多くなり、日本はパスをつないで再三の決定機をつくった。後半30分を過ぎると、疲れの見えるオーストラリのDF陣の裏を突いて、日本がチャンスを演出する場面が多くなる。
後半42分、コーナーキックからゴール前の攻防となり、途中出場の岩渕真奈がこぼれ球を押し込んで先制。ロングボールを蹴り込んで打開を狙うオーストラリアの終盤の攻勢をしのぎ、1点を守りきった。
岩渕はワールドカップ初ゴール。試合後「素直にうれしい。時間がない中で結果を出せてよかった。少しでも貢献したかった」と語った。
日本の次戦は7月1日(日本時間2日)。イングランド×カナダの勝者と対戦する。
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