今「マットボミング」と呼ばれる写真たちがInstagramで話題になっている。
「マットボミング」とは、直訳すると「イヌ爆弾(mutt=イヌ、bombing=爆弾を投下する)」。「せっかく上手に撮れた写真に知らない人が写り込んで、写真を台無しにしてしまう」ことを指す「フォトボム」というスラングを文字ったものだ。
その言葉通り、Instagramに人々が投稿した写真に、かわいらしい犬の画像を勝手に合成した数々の写真が話題になっている。この活動を始めたのは、アメリカ・テキサス州のダラスにある「Dallas Pets Alive」だ。
では、彼らはどうしてこんな活動を始めたのだろうか?「Dallas Pets Alive」の公式フェイスブックページによると、この団体の目的は、ダラス市内の保健所で保護されているペットたちの引き取り先を見つけ、殺処分されてしまう犬の数をゼロにすることだ。
今回の「マットボミング」も飼い主に捨てられ、引き取り先を探している犬たちの姿をセレブや一般のユーザーの写真に合成して広めることで、活動の認知度を高めようという試みだ。写真には、犬の名前や特徴、さらには引き取り方法なども記されている。
「Dallas Pets Alive」のInstagramでは、こうした「マットボミング」写真がたくさん公開されている。あまりにも自然に犬たちが合成されている写真に、思わず笑みがこぼれる。
ポップアイドルのマイリー・サイラスの自撮り写真にも
ラッパーのカニエ・ウェストの妻でモデルのキム・カーダシアンの写真にも
鍛え上げた肉体からも注目をかっさらうマットボミング
オランダのヴァイオリニスト、ヤープ・ヴァン・スヴェーデンさんの娘アナさん
コメディショーの司会者を務めるジミー・ファロンさんとはおそろいのピアス
アメリカの人気番組「トゥデイズ・ショー」にも登場?
そして、我らがハフィントンポスト創設者のアリアナ・ハフィントンの写真もマットボミングされた
「自分の写真もマットボミングされたい!」という方は、団体に写真とメッセージを送ることで、犬を合成してくれるとのことだ。詳しくは団体のキャンペーンブログで。
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