三菱東京UFJ銀行は2月24日、10年以上も金銭が出し入れがない「休眠口座」の顧客情報を紛失したと発表した。紛失したのは、顧客名や口座番号、残高などが書かれた約2万2000件分の内部資料。全国に617ある支店や出張所のうち90の店で休眠口座の明細表がなくなっていた。同銀行はプレスリリースで以下のように説明している。
今回紛失が判明した資料は、お客さまからのご照会に備えて保管していたものですが、保存期間が経過した他の資料・帳票類とともに誤って行内で廃棄した可能性が高く、外部へ情報が流出した可能性は極めて低いものと考えております。
(「情報の保管管理の強化に伴い判明したお客さま情報の紛失について」2014/02/24)
三菱東京UFJ銀行によると暗証番号・パスワードの資料は残っている。今回、顧客情報を紛失した休眠口座についても、通常の預金と同じく通帳・証書、届け印、本人確認できる資料を提示することで払戻しできるという。同行は「お客さまへご心配をおかけすることとなり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
この件に関する窓口は、フリーダイヤル(0120-950-799)で受けつける。24日は午後9時まで、25日から28日は午前9時から午後9時まで、3月1日以降は午前9時から午後6時までとなっている。
今回、休眠口座情報の紛失が判明した支店は以下の通り。
【あ行】
明石、秋葉原、阿佐ヶ谷駅前、浅草、麻布、阿倍野橋、新瑞橋、淡路、池田、池袋、池袋西口、和泉、上野、梅田、浦安駅前、荏原、大久保、大美野、大宮、荻窪駅前
【か行】
春日部駅前、葛飾、蒲田駅前、川崎駅前、河内長野、神田、吉祥寺駅前、京都、京都駅前、銀座、久我山、草津、麹町、神戸中央、小牧、五反田駅前
【さ行】
堺、札幌、札幌中央、四貫島、下赤塚駅前、自由が丘、汁谷出張所、新宿、巣鴨、世田谷上町、千住、仙台
【た行】
大東、高槻、高松、千葉中央、土浦、鶴橋、鶴見、天神橋、東京営業部、東京女子医大出張所、堂島、所沢、富雄出張所、豊橋、土古
【な行】
中之島、名古屋駅前、成田空港第2ビル出張所、西明石特別出張所、練馬光が丘
【は行】
萩ノ茶屋、放出、阪急梅田北、東大阪、東向日町、姫路、広島、福岡中央、藤沢、福生、船橋駅前
【ま行、や行、わ行】
町田駅前、三河島、三島、瑞江、武蔵境駅前、八尾、八戸ノ里、大和郡山、祐天寺、横浜西口、四谷三丁目
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