一人でできるモチベーションを高める方法
最も簡単なのは、「よっしゃ!」「やれる!!」などとガッツポーズをとりながら、お腹に力を込めて掛け声をかけることです。(場所的に難しければ、トイレの個室などでどうぞ)
他にも、背筋を伸ばしたり、深呼吸をするというのも効果的ですが、今回は以下をおすすめします。
空き時間や休みの日に、下記をノートに書き出します。書くことで頭の中がすっきりします。
一度に全てが難しければ、一日1つずつでもいいので、下記の問いに答えて思ったことを書いてみてください。
- そもそも今の仕事を志したきっかけは?
- あなたが、尊敬する上司はどんな上司だった?どういう点が尊敬できた?
- 嫌いだった同僚、上司は、どういう点が嫌いだった?それを反面教師にするとしたら、どう活かす?
- 理想とする人はどんな人?(上司でも研究者でもアーティストでも歴史上の人物でもだれでもOK)
- 4)が仮に坂本竜馬だとしたら、今自分が坂本竜馬になったとして、理想的なビジネスマンを想像するとしたら、どんなビジネスマン?
- その理想的なビジネスマンになったとして、ワクワクする一日を過ごせるとしたら、どんな一日だったらいい?
- 仕事を通してどんな影響を社会に与えたい?
- 現実はどんな一日を過ごしている?
- 6)と8)の違いは何?
- 少しでも6)や7)に近づけるとしたら、ここ2,3日でできる小さなことは何?まず何から始める?
例えば 8)で、「クレームをつけてくるお客さんの対応が気が重い」とします。
10)で坂本竜馬(のような理想的な自分)ならお客さんにどんな風に対処するだろう?とか、坂本竜馬なら周りの同僚や上司をどんな風に巻き込むだろう?などと想像して、ノートに書いてみます。
10)のポイントは、小さくてラクにできることでいいということです。
まずお客さんにこんな風に電話をしてみようとシュミレーションしてみる (これは金メダリストもやっている『メンタルリハーサル』です)だけでもいいんです。
その最初の小さな一歩が、やがて大きな結果を生み出します。
そして、あなたの取り組まれていることは、素晴らしくて尊いことです。
ぜひ自分で自分をほめることを、習慣化してください。
おすすめは、毎朝洗面所の鏡の中の自分に「がんばってるね」「さすがだね」などと、声に出して伝えることです。
そうすると、周りにも声に出して「がんばってるね」と言いやすくなります。
(2015年11月4日「EDUPEDIA」より転載)