世の中の全員が、お母さんに産んでもらっているはずだ。それなのにマタハラが社会問題になってしまう不思議な日本。お母さんに「ありがとう」を伝えたいのになかなか言葉に出すのが照れくさい……。
それでも花屋には行列ができる。そんな素敵な光景を目にするのが「母の日」だ。
「今年は何を贈ろうかな?」と悩んでいる人もいるかもしれない。母の日を前に、お母さんと過ごしてきた日々を思い出しながら考えてみよう。
あなたのそばにはきっと、あなたを思い、いつも見守ってくれた大切な人がいたはずだ。そんな大切な人に、ささやかだけど「ありがとう」の想いを形にしてみよう。
1. からだを気遣う
「元気にしているの?」と心配して電話をかけてくる。お母さんはいつもあなたの健康を気にかけている。もしも、お母さんと離れて暮らしているなら、たまにはこちらから電話をかけてみよう。
心のこもった手書きの手紙や、写真付きのメールでメッセージを伝えるのもいい。大切な人にはずっと健康でいてほしいもの。「元気にしている?」と声をかけてあげて。
でももしかしたら、あなたに心配かけないようにと、からだの不調を言わないかもしれない。かかりつけの医師や、近隣の親しい人の連絡先を確認しておくことも実は重要。「ちょっと行っておいで」と健康診断や人間ドックを予約してあげるのもいいかもしれない。
大切な人の健康を気遣うことは、同時に「いつまでも元気で長生きしてね」というメッセージを伝えることになるのだから。
2. キレイになれる贈り物をする
もしも、母の日の贈り物に迷っているなら、今年はスキンケア用品を選んでみてはどうだろう?
女性は年齢を重ねていくと、どうしてもスキンケアやファッションに手を抜いてしまいがち。だけど、キレイでいることで、前向きになり、明るい気持ちで過ごせるもの。大切な人にスキンケア用品を贈ることは、「いつまでもイキイキと、キレイでいてね」というメッセージを伝えることにもなるのだ。
母の日限定のスペシャルキットを用意しているブランドもあるようだ。大切な人へのプレゼントは、普段よりスペシャルなものを贈りたい……。そんな人には、ギフトにぴったりな「SK-II フルライン トライアル キット」をチェックしてみては?
スキンケア用品や化粧品をプレゼントしたら、メイクをしてあげたり、美容院やネイルサロンに連れて行ってあげたりするのもおすすめ。きっと喜ばれることだろう。
3. 一緒に過ごす時間をつくる
「母の日にもらってうれしいプレゼント」——。こうしたアンケートの結果を見ると、ほぼ毎年1位は「子どもと一緒に過ごす時間」とある。お母さんにとって、子どもと過ごせる時間はなによりの宝物なのだ。
生まれてから幼い頃までは、誰よりも一緒の時間を過ごしたお母さん。大人になって自立してからは、どれほどの時間を共に過ごしているだろう? “年に1〜2回しか顔を見ない”という人もいるかもしれない。
もしも時間を作って会えるなら、普段は行かない場所に一緒に足を運んでみてはどうだろう?たとえば「子どもの頃に一緒に行った場所」、「両親が出会った場所」など、仮にあなたの知らない場所だとしても、お母さんの思い出の場所に一緒に行ってみると普段は聞けない話が聞けるかもしれない。
でかける余裕がない場合は、お母さんに手料理をごちそうしてみては? 手料理を食べさせてもらっていたこれまでとは違って、ささやかな手料理をふるまってみる。一緒にキッチンに立つのもいいかもしれない。
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普段は自分から誘うことは照れくさいかもしれないけれど、「母の日」をいいチャンスと捉えて、なにかできることからやってみよう。「いつもあなたのことを想っているよ」という気持ちの伝わる贈り物や、一緒に過ごせる時間を作ってあげるだけで充分。
そして、いつか大切な人のためにしてあげたいことを、未来に向けてリストアップしてみよう。そんなに難しいことではない。実現できることから少しずつ、始めてみよう。