2分にひとり、蚊による病気が原因でヒトが命を落とす。
2000年以降、蚊に刺されないように蚊帳を配布することで、蚊が運ぶ病気の死者数は圧倒的に減少しました。しかしそれでも世界でもっとも人を殺すのは蚊だと、ビル・ゲイツも指摘している。
感染症対策に携わる国際NGOに関わっているおかげで、関係者からよく聞かれるのが「で、私、何ができますか?」だ。
現地に行くのは難しい。
私も初めてアフリカに行くとき、一番怖いのはマラリアだった。部屋で蚊取り線香炊きまくり、煙でむせながら、壁を走り回るヤモリを眺めていたことも懐かしい。
これまでの仕事からマラリアに特化したNGOに関わったのが2012年秋。
それから5年、日本で感染症を伝える難しさを感じてきた。
5周年を記念し、そして蚊が運ぶ病苦を伝えたいとMalaria No More Japanではことしチャリティパーティを開催する。
狂言やオーケストラの演奏など、従来にないイベントになる予定。
ぜひご参加ください。
問い合わせはMalaria No More Japan事務局(info@mnmj.asia)まで。