2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の建設案に聖火台の置き場が考慮されていなかった問題で、大会組織委員会の森喜朗会長は3月5日、責任は馳浩・文部科学相にあると述べた。
3月6日付のスポーツ報知によると、山梨県甲府市で5日にあった「ラグビーワールドカップ2019日本大会を成功させる山梨の会」の設立総会であいさつし、以下のように発言したという。
「日本スポーツ振興センターという少し頭のおかしな連中が、聖火台を忘れた設計図を作った」と指摘。聖火台の設置場所を巡る混乱に「組織委員会ばかりが悪者」「私が悪いと怒られる」などと批判を受けていることに対し「一番悪いのは馳浩(文科相)です。文部科学省です」と言い放った。
(『スポーツ報知』2016年3月6日付より)
一方、NHKニュースによると、馳浩・文部科学相は、岡山県倉敷市で報道陣の取材に対し、聖火台の設置場所や開会式の演出などを、検討チームで4月下旬にも決めたいとの意向を示し、以下のように述べた。
「聖火台の大きさや重さ、デザイン、それに聖火台に火をつけるための燃料の在り方など配慮する事項がある。専門的な演出を行う技術者も入り、開会式や閉会式のセレモニーの演出も踏まえたうえで、最終的に決める」
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