お尻を見せるモナリザが銅像になって登場。バンクシーへの挑戦として作られた

こんなモナリザ、見たことない
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その顔は世界中で知られている。しかしお尻にまで思いを馳せることは少ないのかもしれない。

「モナリザ」がお尻を見せる銅像が、イギリス・ブリストルのミュージアム「M Shed」で展示され、話題になっている。

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等身大のモナリザの銅像をチェックする、展示会のディレクター、マリー・マッカーシー氏(2021年9月13日)
Ben Birchall - PA Images via Getty Images

この銅像の名称は「Moona Lisa(ムーナ・リザ)」。

お尻を出すことを意味する「Moon」とモナリザ「Mona Lisa」を掛け合わせている。銅像は、重さ260キログラムで高さは1.8メートルあるという。

手がけたのはアーティストのニック・ウォーカー氏で、自身が2006年に描いたお尻を見せるモナリザの絵画を、銅像に仕上げた。

ウォーカー氏はInstagramに、この銅像を運ぶ様子や全体像が見渡せる動画を投稿している。

ガーディアンによると、ウォーカー氏は「モナリザでこれ以上できることはない」と言ったバンクシーへの挑戦として、お尻を出すモナリザの絵を描いたという。

この絵画は2008年に5万4,000ポンド(約815万円)で落札された。

レオナルド・ダ・ヴィンチの名画モナリザは、裕福なフィレンツェの商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リザ・ゲラルディーニがモデルになったという説が有力視されている

モナリザはフランスのルーヴル美術館で展示されているが、穏やかなイメージのあるモナリザがお尻を出す様子はなかなか刺激的であり、様々な解釈が生まれそうだ。

お尻を出すモナリザの銅像は、M Shedで開催中の「Vanguard: Bristol Street Art(ヴァンガード:ブリストルのストリートアート)」展で、2021年10月31日まで展示される。