ついに、ハンターたちのリアルな狩りが始まった。
1月11日、東京・新宿でハンター仲間の出会いを生み出す新感覚な街コンイベントである「狩りコン」が街コンジャパンを運営するリンクバルとカプコンによって開催された。出会いの場であると同時に滅多にないファン交流イベントの機会とあって、チケットは即日完売しキャンセル待ちはなんと1000人近くにも及んだという。
果たしてハンターランクとモテ度は比例するのか。ハンターたちはリアル狩りにおいては積極的なのか。と気になる点は初開催だからこそ不確定要素気も多く、それだけに注目を集めたイベントとなったことは間違いない。
まずイベント開始はモンスターハンター4の世界観をイメージしたシナト村・チコ村・ナグリ村の3つの村(飲食店)へと集合し、同じテーブルに座った狩友とクエストに挑戦する流れだ。各テーブルは男女2:2で構成され、それが最初の狩友との出会いになるわけだ。
到着直後の会場の空気から察するにスロースタートといったところだろうか。静かすぎる。。会話はほとんどせず、3DSに夢中になっているハンターもいるではないか!と思いきや、既にクエストを開始して交流を深めているグループも多いようだ。狩りは既に始まっていたのだ。
乾杯を終えてフードを一通り揃えるとハンターたちは各々にデコった3DSを開き、狩りを開始する。目線をゲーム画面に向けながら会話する光景は若干異常だが、ハンターたちは少しずつ打ち解け、テーブルによっては笑いが飛び交うほどの盛り上がりをみせた。
そう、これが趣味系の街コンの瞬発力。共通の話題を持ち込みやすいため気兼ねなくコアな話ができ、それゆえに面白みも出てくる。互いに歩み寄った状態で出会いが成立するため、打ち解ける瞬発力も凄まじい。またオフ会とは異なって優れている点は徹底された男女比である。そもそもオフ会のようなコアな場に女性は行きづらいもので、それがライトユーザーであれば尚更だろう。つまり、趣味系の街コンは最低でも友達に、最高なら恋人といったメリットずくしのイベントとなっている。
基本的に席替えはないようだが、新たな狩友を見つけるための酒場も用意されている。そこは狩り禁止のフィールドで、自由にハンター同士で交流できる空間となっている。マッチングゲームとして予め配布されたキャラクターシールが揃ったら「モンハン部 迷彩ジャージ」当たる企画もあって、声をかけるキッカケをつくるのは容易となっていた。
驚いたのは女性の顔ぶれが普通にカワイイ!ことだ。失礼かもしれないがゲームの街コンに参加する女性は期待できないだろうと思っていたが、そんなことはまるでなかった。ここで何人かの女性にインタビューをしてみた。
Q1「出会い目的できてるのか」
これは意見が半々に割れた。ただ興味本位で来た女性もいれば、強いモンハン仲間を見つけにきたという女性は少ないようだ。「初めはただ狩友からで、後々恋愛に発展することはあるかもしれませんね」という回答もあったため、捉え方によっては全員YESといえるだろう。
Q2「いい出会いはありましたか?」
これは全員がYESと回答したが、"狩友として"のいい出会いらしい。やはりいきなり運命的な出会いを感じるのは難しいのだろうか。しかし連絡先が分かればあとは自分次第!
Q3「ハンターランクは高い方がモテる?」
これには全員がYESと回答!!他にも「ランクが高いと見る目が変わる」といった回答もあり、どんなにブサメンでも腕を磨けば連絡先ゲットの可能性が大幅にアップすることだろう。
以上のように、「狩りコン」では出会いがメインではないが、少なからず期待はして来ている結果となった。
満足度もかなり高いようで、出会いのカタチは様々であると改めて実感。即日完売となったイベントなので、きっとまた開催されるであろう「狩りコン」に期待しつつ、新たなコンテンツと街コンのコラボにも目が離せない。
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(2014年1月14日イベントアーカイブより転載)