ももクロ有安杏果、卒業は「ずっと前から考えていた」と語る メンバーは「年明け前から知っていた」「寂しいです」

ミヤネ屋に出演し、卒業について話した。
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ももいろクローバーZ(左端が有安さん)
時事通信社

アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の有安杏果(22)のグループ卒業について、メンバー5人が揃って1月15日、日本テレビ系のミヤネ屋に出演し、初めて肉声で語った。

有安さんはメンバーと一緒に決めフレーズとともに笑顔で登場。「ずっと前から考えていたので、正直やっと言えてスッキリしたというのが今の気持ち」とした。

司会の宮根誠司から脱退の理由を問われると、「芸能界と一度距離を置いて、普通の女の子の生活を送ってみたいなっていう風に思ったのが理由」と改めて表明した。

また、今後については「逆に何も決めていないからこそ、自由で色んな道が拓けてるなって思うので。一人の女性として家事とかそういうことももう一度しっかりと勉強したいと思っています」と語った。

一方で、リーダーの百田夏菜子は、宮根から知っていたのかと問われると「知ってました。みんなに伝えてくれたので、年明け前から知っていました」「いやー寂しいですー」。

そして、他のメンバーも口々に「寂しいです」(佐々木彩夏)「ファンの方は驚かせてしまってすみません」(玉井詩織)などと話した。

卒業は15日正午、グループの公式サイトと有安個人のブログで1月15日に発表された。所属事務所のスターダストプロモーションは、ハフポスト日本版の取材に対し、卒業公演となる1月21日のライブは幕張メッセで開催され、チケットの入手方法なども今後発表になるとしている。

有安はブログで卒業を決断した理由について「ありがたい環境でやらせていただきましたが、子役時代から22年間やってきた世界から一度距離を置いて、普通の女の子の生活を送りたいという想いが強く」なったと説明。今後については「具体的には何も決まってません。逆に何も予定のない日々を人生で一度くらい過ごしてみたいなと思ってます」とした。

有安はEXILEのバックダンサー”キッズダンサーズ”などを経て、2009年7月に「ももいろクローバー」に加入した。イメージカラーは緑。ダンスと歌唱力を武器に活躍していたが、2013年には喉の治療で2カ月のあいだ声が出せなくなるアクシデントに見舞われ、2015年には扁桃腺摘出手術を受けるなど、身体の不調と戦いながらアイドルとしての活動を続けた。

2013年に日本大学芸術学部写真学科に合格し、入学。芸能活動と学業を両立し、2017年3月に4年で卒業した。2017年10月には初のソロアルバム「ココロノオト」をリリースし、日本武道館での単独公演も行っていた。