妊娠しながら、子育てと仕事を同時にこなすドクターの写真が、大きな話題になった。アメリカ・オクラホマ州のドクター、メーガン・マイヤー博士は「やりたいことを全部やるのは不可能じゃない」と言う。
写真には、大きなお腹の彼女が、幼い子供を背負いながら、地元パトナム北高校のフットボール選手を診断する様子がうつっている。
「妊娠35週で、夫が週末に用事があり、面倒を見なければいけない3歳の子供がいて、仕事もしなければいけない、となるとこういうことになります!」とマイヤー博士はFacebookで説明している。
彼女はこの写真を、「ママ医者のコミュニティ」に最初に投稿した。「私たちが毎日働く様子を、見たいという人がいるんじゃないかと思ったんです」とFacebookに書かれている。
写真を見た医師仲間のロビン・シェーンターラー博士は、「こんなすごい女性たちが、医療分野で活躍してくれているなんて本当に嬉しい」と喜び、自らのFacebookで9月4日に紹介した。すると写真は多くの人から共感を集め、7000人以上にシェアされた。
マルチタスクをこなす秘訣を、マイヤー博士はこう説明している。
「仕事と生活のバランスを取りながら、やりたいことを全部やるのは可能だと思います。だけどそれは、時にハードワークと臨機応変な対応を必要とします」
そして一番重要なのは、「周りの支援」だと綴っている。彼女はマルチタスクを可能にしてくれている、家族、友人、同僚、ママ医者仲間、患者である生徒やチーム、学校に、Facebookで感謝を表した。
「大勢の人たちのサポートなしでは、マルチタスクは不可能です。スポーツの分野でドクターとして働く女性(とその家族)への、みなさんからの支援を心から感謝します。2016年、私たちは大きな進歩を遂げてきました」
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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