2013 年の参院選で、三宅さんは「緑の党」の比例区から出馬。17万以上の票を集めたにも関わらず、党全体の得票が少なかったために落選していた。
「選挙フェス」という名前で選挙活動を行なった三宅さんを支持した人たちの多くは、それまで選挙に興味がなかった若者だといわれている。
この本には、三宅さんが選挙フェス中に話した以下のような言葉や、過去2年間のライブや討論会などで語った内容が収録されている。
愛や平和について歌ってるCDを100万枚買う人がいるなら
余裕で 一人の議員を生み出せるんですよね
長年やってきて 本当に 音楽だけじゃ世界は
変えらんないってことを痛感してきたんです
だけど こうやって選挙に出てみて 皆が空気を作ってくれて
ここへ登る時に やっぱり音楽がないと 世界は変えられないとも思うんです
(2013年7月11日 広島)
ごめんね、俺はこういう言い方しか
できないリーダーだから
もっとまるい言い方や知的な言い方が
できる皆の智慧を貸してくれ
それを世界に拡散してくれ
(2013年7月20日 渋谷)
ハフポスト日本版の取材に対し編集担当者は「選挙フェスをみて『とても真っ当で、いいことを言っている!』と感動したことがきっかけです。ひとりの人間、ミュージシャンとしての彼を伝えたいという思いから、政策などではなく、心を奮い立たせるような言葉たちを選びました。彼の言葉には人の背中を押すような力があるのです」と語った。
三宅洋平さんは、12月7日に代々木公園にて、集会「大デモ」を開催するという。
※三宅洋平さんの名言集が出版されました。12月7日には「大デモ」が開催されます。参加してみたいと思いますか? あなたの声をお聞かせください。
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