靖国神社「みたままつり」、ナンパ横行で露店中止

東京の靖国神社で13日、「みたままつり」が始まった。2015年は、若者のマナーの悪さや人出が増えすぎていることなどから、露店の出店が初めて中止となった。
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A portable shrine is carried past rows of lit lanterns during the Mitama Matsuri festival at the Yasukuni Shrine in Tokyo on July 13, 2015. Some 30,000 lanterns were illuminated in the precinct in memory of victims of war. AFP PHOTO / KAZUHIRO NOGI (Photo credit should read KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)
KAZUHIRO NOGI via Getty Images

東京・九段北の靖国神社で7月13日、戦没者を慰霊する夏祭りとして親しまれてきた「みたままつり」が始まった。2015年は、若者のマナーの悪さや人出が増えすぎていることなどから、露店の出店が初めて中止となった。毎日新聞は次のように報じている。

みたままつりは終戦から2年後の1947年に始まったが、出店の中止は初めて。期間中は約30万人の参拝客でにぎわう一方、最近は若者らが遅くまで酒を飲んで騒いだり、男女が出会いを求めて集う「ナンパ祭り」とインターネット上に書かれたりし、神社などが対応に苦慮していた。

靖国神社によると、まつりの期間中、例年は参道に約200の露店が並び、午後10時ごろまで軽食などを販売していた。約10年前から多数の若者らが集まり、「(露店が閉まった後も)近隣で遅くまで飲み食いしている」「騒がしい」との苦情が住民から神社に寄せられ、周辺の道路にはごみがあふれるようになったという。

靖国神社:「みたままつり」で露店ダメ ナンパ横行で苦慮 - 毎日新聞 2015/06/30 09:00)

神社が露店の出店中止を公表したのは6月。警視庁麴町署によると、2014年はけんかや提灯を壊すなどの器物損壊などのトラブルが11件あったという。

露店出店が見合わせとなったことについて、Twitterには次のような声が寄せられている。

みたままつりは7月16日まで。

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