バカンスに妻を連れて行けなかった男性、やり場のない悲しみを写真で表現し話題に

ケヴィン・ブランドフォードさんは、3月にプエルトリコを訪れたが、妻と娘を連れて行けなかった。そこで、そのやり場のない悲しみを一連の写真集で表現することにした。

人間、愛を除けば何が残るだろうか? この男性にとって、どうやらその答えは「写真」だ。

ケヴィン・ブランドフォードさんは、3月にプエルトリコを訪れたが、妻と娘を連れて行けなかった。そこで、そのやり場のない悲しみを一連の写真集で表現することにした。その写真がすばらしいと話題だ。

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ブランドフォードさんは電気通信会社でのエンジニアとしての業績を評価され、報酬としてプエルトリコ旅行を贈られたとハフポストUS版に語った。

彼はスパやビーチを含むバカンスに妻と娘を連れて行きたかったのだが、彼の娘は生後7ヶ月で海外旅行に行くことはためらわれた。また、彼の妻も、娘を置いて旅行に行く訳にはいかないと考えた。

こうして、彼は愛する2人のいないバカンスに行くという危機に直面したのだ。

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ブランドフォードさんは代わりに、彼の元同僚であり親友のアレックさんと一緒に旅行に行くことにした。

アレックさんは空港でブランドフォードさんの写真を撮影し、その写真から漂う悲壮感に「面白い」と着想を得たと言う。

こうして、一連の写真に関するアイディアが生まれた。

ブランドフォードさんは「アレックは大変陽気な人間で、私も冗談好きな性格です。だから、考えつく限りもっとも馬鹿げた場所に行って、写真を撮ることに決めたんです」と述べた。

1秒も楽しくなかったプエルトリコ旅行」と名付けられたこの写真シリーズは、インターネット上で人気を集めた。複数のサイトが写真について報じた。

「多くの人に写真を面白いと言ってもらえて本当に嬉しいです」と彼は言う。

しかし、それだけでは話は終わらなかった。彼は、あるプエルトリコの旅行代理店から、彼の妻と娘を含めてもう1度プエルトリコ旅行に無料で招待したいという連絡を受けたという。

これぞ、まさにWin-Winだ。

以下が、その写真集の一部だ。

悲しみのサングリア
http://imgur.com/a/3ScXY
悲しみのベッド
http://imgur.com/a/3ScXY
憂いの滝
http://imgur.com/a/3ScXY
孤独の玄関
http://imgur.com/a/3ScXY
メランコリーな海
http://imgur.com/a/3ScXY
悲しみのカジノ
http://imgur.com/a/3ScXY

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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