伊藤美誠14歳、卓球ワールドツアー最年少優勝「東京オリンピックの夢、実現したい」

卓球のワールドツアー、ドイツ・オープンが3月22日、ブレーメンで行われ、女子シングルス決勝で14歳の伊藤美誠(いとう・みま)がペトリサ・ソルヤ(ドイツ)を4-2で破り、ツアー初優勝した。
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TOKYO, JAPAN - JANUARY 16: Mima Ito of Japan competes in the Women's Singles during day five of All Japan Table Tennis Championships 2015 at Tokyo Metropolitan Gymnasium on January 16, 2015 in Tokyo, Japan. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)
Atsushi Tomura via Getty Images

卓球のワールドツアー、ドイツ・オープンが3月22日、ブレーメンで行われ、女子シングルス決勝で14歳の伊藤美誠(いとう・みま)がペトリサ・ソルヤ(ドイツ)を4-2で破り、ツアー初優勝した。日刊スポーツなどが報じた。

国際卓球連盟(ITTF)によると、14歳152日での女子シングルス優勝は、前身のプロツアーを含めてシングルスの史上最年少。これまでの最年少は、元世界選手権女王の郭躍(中国)の15歳66日だった。

世界ランキング38位の伊藤は、準決勝では同4位でロンドン五輪銅メダルのフェン・ティアンウェイ(シンガポール)に4-0で勝利。決勝は同45位のペトリサ・ソルヤと対戦し、ゲームカウント1-2からコーナーをつく正確なショットなどで3ゲームを連取し、逆転で優勝を果たした

伊藤は、「うれしい気持ちを抑えてきたが、今はうれしさが爆発している。決勝は攻め切るしかないと思っていた。優勝は何歳でもうれしいと思うんですけれど…。うれしいです、ヘヘヘ」などと喜びを語った

ITTFを通じて「もっとタイトルをとりたい。東京オリンピックで金メダルを取るという夢を実現したい」などと、今後の抱負もコメントしている。

伊藤はITTFを通じて「自分の年でこんな大きなタイトルをとれてびっくりしている。私にとってこの優勝は始まり。高いレベルでプレーを続け、もっとタイトルをとりたい。リオ五輪の出場権を取って経験を積み、東京五輪で個人と団体で金メダルを取るという夢を実現したい」とコメントした。

伊藤美誠、卓球ワールドツアーで史上最年少優勝 14歳:朝日新聞デジタルより 2015/03/23 10:06)

伊藤は2014年のドイツ・オープンでは、同学年の平野美宇(エリートアカデミー)と組み、女子ダブルスをツアー史上最年少の13歳で制した。次戦は25日からのスペイン・オープン。日本代表として、4月26日に開幕する世界選手権個人戦にも出場する。

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