ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナ氏が創作活動を停止

「ミッフィー」を生んだ絵本作家、ディック・ブルーナさんが、創作活動を停止すると発表した。
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TO GO WITH AFP STORY BY ALIX RIJCKAERT: Picture taken 23 February 2005 shows illustrator Dick Bruna at the opening of his exposition of Miffy creations in Madurodam, the Hague. The Netherlands on Thursday will mark the 80th birthday of a favorite son, illustrator Dick Bruna whose iconic white rabbit 'Miffy' has charmed children worldwide, particularly in Japan. AFP PHOTO/ANP/INGE VAN MILL EDS NOTE: NETHERLANDS OUT (Photo credit should read INGE VAN MILL/AFP/Getty Images)
AFP via Getty Images

人気キャラクター「ミッフィー」の生みの親で、オランダの絵本作家ディック・ブルーナさん(86)が、創作活動を停止すると発表した。今後、新しいミッフィーシリーズが発表されることはない。7月30日、現地メディアのDe Telegraafなどが報じた。

ブルーナさんは、オランダの中心部にあるユトレヒト市の出身。1953年に初めて「りんごちゃん」という絵本を出版(日本語版は「りんごぼうや」)。その2年後の1955年にミッフィーの絵本「ちいさなうさこちゃん」を発表した。

ミッフィーの絵本は全世界40か国の言語に翻訳され、日本語版は1964年、福音館書店から出版された。その後も30種類以上ミッフィーシリーズの絵本がつくられたほか、ぬいぐるみやテレビ映画など、様々な商品が世界中でヒットしている。

現地メディアのRTV ユトレヒトによると、新しいミッフィーの作品はうまれないが、ミッフィーが消えるわけではないという。ミッフィーが誕生して60年を迎える2015年にはミッフィーのミュージカルが上演され、また、ツール・ド・フランス開幕(2015年の大会のスタート地点はユトレヒト)の際には、ミッフィーが重要な役割を演じるという。

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