2009年に急死したアメリカの人気歌手マイケル・ジャクソンさんが生前住んでいたカリフォルニア州サンタバーバラ郡の自宅兼遊戯施設「ネバーランド」が近く売りに出されると、アメリカの通信社ブルームバーグが7月31日に報じた。
トマス・バラック・ジュニア氏が率いる投資会社コロニー・キャピタルが同物件の売り出しを準備している。
近隣地区の高級住宅価格がピーク水準に戻りつつある中で、同社はネバーランドを手放す。バラック氏は30日の電子メールで「このかけがえのない資産をわれわれはただ管理人として預かっただけだ。マイケルが最初に思い描いた通りのエレガントな状態に復元したことを誇らしく思う」とし、「売りに出すことを考えている」と明らかにした。
(ブルームバーグ『マイケル・ジャクソンの「ネバーランド」売り出しへ-コロニー』より 2014/07/31 21:22)
ネバーランドは、10平方キロ超の敷地内に居宅のほか動物園や観覧車などがあり、ジャクソンさんが子供へ性的いたずらをしたとの疑いを持たれた場所ともなった。資産価値は3000万ドル(約30億円)前後とされる。
ジャクソンさんの遺族も少数の持ち分を保有している。
遺族側は「悲しいが、コロニー社には売却する権利がある」と認めた上で、「誰が新たなオーナーになろうと、歴史的な重要性を尊重してくれると信じている」とコメントした。
(時事ドットコム「マイケルさん豪邸売り出しか=所有者の米投資会社」より 2014/08/01 10:41)
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