ロイター通信は、これまでに少なくとも32人が死亡したと伝えた。
震源の深さは69.7キロで、メキシコの沿岸ではこれまでに最大70cmの津波を観測した。
ハワイにある太平洋津波警報センター(PTWC)は、地震の規模からメキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、コスタリカなど、中央アメリカの広い地域に津波が到達する可能性があるとして注意を呼びかけた。
日本への影響について、気象庁は「若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません」と説明している。
メキシコの首都メキシコシティでは、揺れが約1分続いたという。地震発生時、現地は深夜だったため、多くの人がパジャマ姿のまま屋外に避難した。
メキシコシティを訪れていた建築家のルイス・カルロス・ブリシノ氏は、ロイター通信に対し、「こんなに地球が動いているのを感じたのは初めてだった。最初は笑えてしまったが、停電で明かりが消えた時、何をするべきかわからなくなってしまった。転びそうになったよ」と語った。
【UPDATE 2017/9/8 23:30】記事内容を更新しました。
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