メリル・ストリープが熱烈スピーチ 「ヒラリー・クリントンは偉大な大統領になる」

「みなさんは11月に再び歴史を作ろうとしています。なぜなら、ヒラリー・クリントンがこの国で初めての女性大統領となるからです」
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女優のメリル・ストリープが2016年7月26日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われた民主党全国大会で演説し、民主党大統領候補に指名されたヒラリー・クリントンのために熱弁を振るった。

星条旗を作ったベッツィー・ロスではなく、フランス人デザイナーのキャサリン・マランドリーノによる星条旗をモチーフにした服に身を包んで登場した。ストリープは、主要政党で初の女性大統領候補となったクリントンを讃えた。ストリープは冒頭、歓声の中、拳を突き上げたガッツポーズでスピーチを初めた。彼女はこの歴史的な夜の興奮を抑えきれないようだ。

「私たちにはまだ闘志が残っています。そうではありませんか?」。ストリープは拍手喝采し大歓声を送る人々に語りかけた。「何かの分野で最初の女性になるために必要なのは? それは気骨と気品です」

「ヒラリー・クリントンは、アメリカの家族と子供たちのために40年以上闘い、熱心に取り組んできました」とストリープは続けた。「彼女はどのようにしてきたか? それこそ私が知りたいことなのです。彼女はどこからその気骨と気品を備えるようになったのか? 女性の先駆者たち、私たちの道を切り開いた人々は、どこからその力を得ているのでしょうか?」

ストリープはまた、「理想を追求する、燃えるような情熱」を持った、クリントン以前の女性の先駆者たちについて雄弁に語った。独立戦争に男装して軍に入隊したデボラ・サンプソン、アメリカ初の女性最高裁判事サンドラ・デイ・オコナー、白人にバスの席を譲るのを拒否して「公民権運動の母」と呼ばれたローザ・パークス、女性初の大西洋単独横断飛行に成功した飛行士アメリア・イアハート、奴隷解放、女性解放運動に従事し、「黒人のモーセ」と呼ばれたハリエット・タブマンなど、女性の偉人たちの名前を次々に挙げた。

「みなさんは歴史を作ってきました」と、ストリープは言った。「そしてみなさんは11月に再び歴史を作ろうとしています。なぜなら、ヒラリー・クリントンがこの国で初めての女性大統領となるからです。彼女は偉大な大統領となるでしょう。彼女が大統領になるのは、気骨と気品をもって奉仕する数多くの女性たち、それから男性たち、気骨と気品を持って奉仕する人たちが踏み出す第一歩なのです。彼女が最初の一歩を踏み出しますが、それで終わりではないのです」

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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