エコノミスト誌の調査部門「インテリジェント・ユニット」が発表した世界で最も住みやすい都市にオーストラリアのメルボルンが5年連続で選ばれた。
年に一度発表されるこのレポートは、軽犯罪の発生率や医療の質、食べ物など30以上の基準で世界中の140の都市をランク付けする。
「世界で最もコーヒーが美味しい都市」にも選ばれたこともあるメルボルンは、インテリジェント・ユニットの評価基準100点満点中97.5点を獲得して1位となった。
インテリジェント・ユニットによれば、「最も住みやすい都市」に選ばれやすいのは、経済的に豊かな国にあって人口密度が低い、中規模都市だという。そういった都市の多くは、娯楽施設が豊富で、犯罪が少なく、インフラが発達しているからだ。メルボルンはこのすべての条件を満たしている。
一方で大都市は人口集中やインフラの疲弊、犯罪の多発などが原因で順位が低い傾向にある。
東京は15位、パリは29位、ロンドンは53位、ニューヨークは55位だった。
2015年の「世界で最も住みやすい都市」、「世界で最も住みにくい都市」それぞれのトップ5は以下の通りだ。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:水書健司/ガリレオ]
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