明治大学は、大学生にありがちな飲酒事故などの問題や、SNSでのトラブルの事例を漫画にまとめ、注意喚起している。
サークル活動編は、新入生歓迎会の合宿を舞台に、飲酒事故について描いている。未成年の学生に飲酒させ、その写真をSNSに投稿して仲間内で盛りあがっていたが、学生が急性アルコール症で救急車で運ばれる。この出来事が表に出てしまい、社会問題に発展するというものだ。
こうした例を教訓に、飲酒事故の防止やSNSの使い方について注意喚起している。
明治大学は2013年5月、学生や職員がSNSを適切に利用するための指針として、「ソーシャルメディアガイドライン」を策定。その中で、SNSが公共の場であるという意識を持つよう呼び掛けている。この指針を分かりやすく広めるために、マンガの事例集を作成したという。
明治大学の担当者は4月7日、ハフィントンポストの取材に対し、「マンガを通じて、飲酒事故のような大学で起こりがちなトラブルの注意喚起をしたい。SNSを使い方についても、個人情報や写真などをむやみ公開すると、思わぬトラブル起きる可能性があると知ってもらいたい」と話した。
■関連画像集「『明大SNSスタイル』サークル活動編」
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