メーガン妃がイギリス王室のスタッフをいじめていたとイギリス・タイムズ紙が3月2日に報道した。
この報道に、テレビドラマ『SUITS/スーツ』でメーガン妃と共演した俳優のパトリック・J. アダムス氏が反論している。
同番組で、メーガン妃演じたレイチェルの恋人役のマイクを演じたアダムス氏。2018年5月のメーガン妃とハリー王子の結婚式にも出席している。
タイムズの報道の後、アダムス氏はメーガン妃が『SUITS/スーツ』で共演していた時に、とても寛大で思いやりがある人だったとTwitterで綴っている。
Suitsでの約10年のうちの大半で、メーガン・マークルと私は一緒に働きました。彼女は初日からとても熱心で、親切で、協力的で、寛大で、明るく、人を助けてくれる人でした。名声や評判や力が増した後も、それが変わることはありませんでした
彼女はいつも倫理観が高い、強い女性です。職場での倫理観も強く、彼女自身や愛する人を守るために、声をあげることを決して恐れません。世界中の人達と同じように、この何年かの彼女の人生の舵取りを、私は驚きを持って見守っていました
しかし、アメリカからイギリスに移住して、王室の新メンバーになったメーガン妃に対する誹謗中傷は後を絶たず、アダムス氏はそのことに対して、怒りを綴っている。
彼女に対する人種差別的で抽象的で、クリックを誘うためのありとあらゆる辛らつな記事をイギリス中のメディアが掲載しているのを見ると、気分が悪くなります。しかし、メーガンは彼ら思っているよりずっと強い。彼女を見くびったことを、彼らは後悔するだろう
アダムス氏はまた、現在メーガン妃が第二子を妊娠しているにも関わらず、イギリス王室がメーガン妃をサポートしないことにも苦言を呈している。
現在彼女のお腹の中で、イギリス王室の新しいメンバーが育っている。そんな時に、家族と自分のメンタルヘルスを守るためにイギリスから逃げなければいけなかった女性に対する批判を、王室が助長し拡大していることは非常に腹立たしい
彼女はいじめをする人じゃない。次々とサポート
アダムス氏以外にも、メーガン妃の元同僚や友人が、メーガン妃へのサポートをソーシャルメディアで表明している。
Suitsのトロントでの撮影で、メーガンと一緒に働きました。ADや制作アシスタントやその他のスタッフも、彼女のことが大好きでした。このいじめの話は、全く信じられません
私はメーガンを17年知っています。彼女は親切で強く、心の広い人です。いじめをするような人じゃない。私を含めた彼女を知っている人たちは、彼女が沈黙を破ってくれたことに安心しています。真実が彼女を自由にするでしょう
見てください。これがタブロイド紙の表紙とは違う、本物のメーガンです。彼女は私の最も身近で愛する人の1人です。彼女の友人は、私と同じように彼女のことが大好きだと思います。彼女はいつも、自分のことを話すのではなく、相手や相手の子ども、子どもの一日のことを聞いてくれます。いつだって相手を優先する人なんです
タイムズ紙がいじめ疑惑を報じた後、メーガン妃の広報担当者はハフポストUS版に、「メーガン妃は新たな攻撃を悲しんでいます。特にメーガン妃は、自身がいじめの対象になり、痛みやトラウマを経験した人たちを支えてきました」と述べた。
一方バッキンガム宮殿は3日、「タイムズの報道したサセックス公爵とサセックス公爵夫人へのスタッフからの訴えを非常に心配しており、記事に書かれた状況について人事チームが調査する」と声明で発表した。
同宮殿は「職場でのいじめやハラスメントには許されない」とも述べている。