東京電力福島第一原発事故により、フランチャイズ契約している3店舗が閉店して収入を失ったとして、日本マクドナルドなどは、東電に逸失利益など約7100万円の損害賠償を求める訴訟を福島地裁に起こした。提訴は4月22日付。毎日新聞などが伝えた。
訴状によると、同社は福島県内の富岡、浪江、南相馬の3市町の3店舗からロイヤルティー(商標使用などの対価)収入を得ていたが、現在も店舗が再開できないため支払われていないと主張。事故から1年間の収入約6800万円と、店舗の備品分など約300万円の財物賠償を求めた。東電広報部は「訴訟内容へのコメントは控えるが、真摯(しんし)に対応したい」としている。
(毎日新聞「日本マクドナルドなど:避難区域内の店舗閉店で東電提訴」より 2014/05/19 22:09)
原告側は、東電が逸失利益の賠償を認めないため、提訴に踏み切ったという。
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