アメリカ・カリフォルニア州のマクドナルドの店員の対応が、男から脅されていた女性を救ったと、CNNなどが報じている。
地元の保安官事務所のFacebookによると、女性は12月24日の午後2時過ぎにマクドナルドに現れ、カウンターにいた従業員に緊急通報を頼んだ。女性は、乗ってきた車のナンバープレートも伝え、自身を隠して欲しいとも訴えた。
しかし、女性がトイレを使った後、男が女性の近くに来て、ドライブスルーを使うように求めた。
ドライブスルーでも女性は、声を出さずに口元を動かして従業員に「助けて」と伝えた。ちょうどその時、到着した捜査員に対し、従業員は助けを求めている女性がドライブスルーにいる事を伝えた。捜査員が女性に、運転する車を停めるように求めた時、男は同じ車の助手席に座っていた。
調査の結果、男が過去にこの女性に暴力的な行為をしていた事が分かった。この日は、男は女性に彼の家族のところに連れて行くように求め、「銃器を使うぞ」と言って彼女を脅していた。車のトランクからは、盗品の銃器が見つかった。
ワシントンポスト紙によると、男は盗品所持の疑いなどで逮捕された。