アメリカの人気バンド「アース・ウィンド&ファイアー」の創設者でリーダーの、モーリス・ホワイトさんが3日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で死去した。74歳だった。
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NEW YORK: Maurice White from Earth Wind And Fire performs live on stage in New York in 1979 (Photo by Richard E. Aaron/Redferns)
Richard E. Aaron via Getty Images

アメリカの人気バンド「アース・ウィンド&ファイアー」の創設者でリーダーの、モーリス・ホワイトさんが2月3日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で死去した。74歳だった。アメリカのメディアが一斉に伝えた。長年パーキンソン病を患っていた。

ホワイトさんの弟でバンドのメンバーのヴァーディン・ホワイトさんは4日、Facebookに「私の兄でありヒーロー、そして親友のモーリス・ホワイトが昨夜、眠っている間に安らかに亡くなった」とのコメントを掲載した。

モーリスさんは1941年、南部テネシー州メンフィス出身。ドラマーとしてシカゴで音楽活動に入った後、1970年に自身のバンドを「アース・ウィンド&ファイアー」と改名。フィリップ・ベイリーさんとのツイン・ボーカルで人気を集め、ファンクとR&Bをポップにアレンジすることによって人種の垣根を越えた人気を博した。バンドは2000年にロックの殿堂入りし、グラミー賞に6度輝いた。

ヒットした曲は、「セプテンバー」や「ブギー・ワンダーランド」「シャイニング・スター」「アフター・ザ・ラブ・ハズ・ゴーン」「宇宙のファンタジー」「レッツ・グルーヴ」など数多い。アメリカだけでなく日本でもディスコ・ミュージックを中心に人気を集め、アルバム売り上げは全世界で9000万枚以上に達した

モーリスさんはパーキンソン病を20年前から患っていたが、アース・ウィンド&ファイアーはモーリスさん不在のまま活動を続けている。

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