松本人志さん、西田敏行さんへの中傷記事に「広告収入狙い、腹が立つ」

ダウンタウンの松本人志さんが、俳優の西田敏行さんに関するうその記事をブログに掲載した男女3人が検挙された件について、「広告収入の為にやっていたっていうのが腹が立つ」と怒りを露わにした。
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時事通信社

ダウンタウンの松本人志さんが、7月9日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演した。俳優の西田敏行さんに関するうその記事をブログに掲載した男女3人が検挙された件について、「広告収入のためにやっていたっていうのが腹が立つ」と怒りを露わにした。

この日の放送では、俳優の西田敏行さんが薬物を使用したとのうその内容の記事をブログに掲載した男女3人が、警視庁に検挙された事件を取り上げた。松本さんは、この3人が広告収入が目的だったと話していることに触れ、「たちが悪い」「悪意がある」と怒りを露わにした。

松本さんはさらに、広告収入に議論を発展させ、自身が使用したことのない商品について、一般人のブログで誤解を招く情報を書かれた経験を紹介。「『まっちゃんと同じのを使っている』みたいに書いていて、その下に広告が入るんですよ。さもこれを飲んでいるかのように、広告をポツンと載せ、多分広告料をもらっていると思うんですよ」と述べ、広告料や閲覧数を稼ぐためのいき過ぎた行為に警鐘を鳴らした。

一方で、芸能人に対する中傷行為について、「最近は芸能人でも、みんなもかばってくれるようにはなってきた」と言及。「いい意味でも悪い意味でも芸能人は特別じゃないぜと、こういうことが起きた時に有名税では片付けなくなった」と、状況の変化を歓迎した。

ゲスト出演したジャーナリスト・堀潤さんは、西田さんの事件について見解を求められると、過去に殺人事件の被疑者であるとの中傷を受けた芸能人を例に挙げ、「事件化されて、書き込んだ人が検挙される流れを作るのにものすごい苦労があった。この一連の流れがいかにスピード感を持ってできるようになるかでしか、誰もが発信できる時代に防御できないと思うのですよね」と語った。