お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が自身のTwitterでの発言が、三浦瑠麗氏を擁護したように思われた問題で、釈明した。2月18日にフジテレビ系で放送された「ワイドナショー」の一幕だ。
国際政治学者の三浦氏が11日の同番組に出演。「スリーパーセル」という単語を使って、北朝鮮のテロリスト分子が日本に潜んでおり、とりわけ大阪が危険だとの認識を示していた。
「テロリスト分子がいるわけですよ。それがソウルでも、東京でも、もちろん大阪でも。今ちょっと大阪やばいって言われていて」
大阪には在日韓国・朝鮮人が多く暮らすことから、彼らに対する差別や偏見を助長するなどとして多くの人から批判する声が出た。
同日、松本は「オレの番組にゲストで出たタレントさんが叩かれてたりするとツライです」と自身のTwitterに投稿。これが、三浦氏の擁護をしているのではないか?とネット上で話題になっていた。
しかし、松本は今回の番組中でそうした憶測を否定。「違うんですよ。Twitterってそういうもんでしょ。普段思ってることとか、つぶやくじゃないですか。そしたら、これに『三浦瑠麗さんのことっすねー』と来て。『どういうこと?』って思ったら、時を同じくして三浦瑠麗さんが大炎上していたんですね。ワシは知らんがな。そういうことを言ってるわけじゃなくて。三浦瑠麗さんのフォローをしていると思われた」と説明した。
Twitterでの発言は、ダウンタウンとして出演している別番組についての言及だったとしている。
ゲストの指原莉乃も、てっきり三浦さんについての言及だと思っていたとして、以下のように反応した。
「三浦さんのことだと思っていた。松本さん、三浦さんのことを狙ってんじゃん?って」
この日の「ワイドナショー」では、三浦瑠理さんの発言そのものの是非については触れられなかった。