義足や車椅子、障がいがあるバービーが登場 アメリカで6月に発売

マテル社は「世界で最も多様で包括的な人形をシリーズに加えることにワクワクしています」とコメントしています
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マテル社公式Instagram

世界中の子どもたちに愛されるバービーシリーズに、障がいがあるバービーが新たに加わる。

CNNなどの報道によると、2019年6月に新しく発売されるシリーズの中に、車椅子を使うバービーと取り外しができる義足を持つバービーが誕生する。

 バービーを扱う玩具メーカーのマテル社(アメリカ)は公式Instagramで「私たちは世界で最も多様で包括的な人形をシリーズに加えることにワクワクしています」と、新シリーズへの期待を語った。

義足タイプのバービーは、生まれつき左腕がない13歳の活動家ヨルダン・リーブスさんとコラボし、車椅子タイプは、身体障害者用に設計されたものをモデルに専門家と共同設計したという。

今年60周年を迎えるバービーシリーズは、肌の色や体型など、これまでにもダイバーシティー(多様性)やインクルージョン(包括性)を考慮した様々なタイプのバービーを世に送り出してきた。

2017年には、バービー人形がLGBTQをサポートをする「Love Wins(愛は勝つ)」Tシャツを着た写真を公式Instagramに投稿。セクシュアルマイノリティーの人たちをサポートをする姿勢を表明した


マテル社は「私たちはブランドとして、バービーを通して障害をめぐる会話を盛り上げることができます。いろいろなかたちの美しさやファッションについて、見方を深めていきます」とコメントを発表しているという。

【UPDATE 2018/02/15】
マテル・インターナショナル(千代田区)によると、車椅子のバービーのみ日本国内での発売を検討している。発売時期は未定。