東京都の舛添要一知事は4月27日、ほぼ毎週末に温泉地として知られる神奈川県湯河原町の別荘に公用車で通っていたことについて、報道陣に「全く問題ない」と説明した。産経ニュースなどが報じた。
舛添知事は2015年4月からの1年間で、都庁など公務先と神奈川県湯河原町の別荘との間を計48回、公用車で行き来していたことを認めた。27日発売の週刊文春の記事について、報道陣に説明した。
舛添知事は問題の別荘を「事務所」とした上で、「資料を持って行って次週の仕事の準備をしている。ルール通りにやっており全く問題はない」と述べた。災害など緊急時の対応についても「代行の副知事がおり連絡態勢もできているので問題ない」と語った。
問題の別荘は、舛添氏の妻が代表取締役を務め、自身も役員を務めるファミリー企業「舛添政治経済研究所」が所有。敷地面積は約1000平米で、週刊文春によると温泉もひいているという。
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