舛添知事に海外出張費を開示請求→787枚で手数料21,060円!!さらに黒塗りだらけな件

かねてより請求しておりました公文書開示請求の結果が、3月31日に出てまいりました。
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Takashi Aoyama via Getty Images

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

いまだ都民の方々からのご指摘やお怒りが収まらない

舛添知事の都市外交への執着っぷりですが、かねてより請求しておりました

公文書開示請求の結果が3月31日に出てまいりました。

【これまでの経緯は過去記事から↓】

前代未聞!?東京都、舛添知事の海外出張費5,000万円の内訳を説明できず逃亡

ファーストクラス266万円、スイートルーム19万8千円...舛添知事・海外出張費の妥当性は?

政策企画局の担当者から連絡がありまして、

総計:787枚

手数料:21,060円

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...マジかよ。

嫌がらせなんじゃないのか、この量は。

しかもかかった手数料、21,060円!

申し訳ないですが政務活動費を充てさせていただくわけですけど、

議会答弁で答えてくれれば発生しなかった費用ですよね、これ。

どこまで都民の税金を無駄遣いさせれば気が済むんだーー!!

しかも、です。

まあ予想通りと言えば予想通りでしたが、

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PDF資料↓

こちら、不開示理由のリスト。

職員の個人名や住所、役職の等級などはまあ仕方がないとして、

「公にすることにより、予定価格が推察され、

今後の都の契約事務の適正な執行に支障を及ぼすおそれがあるため」

なる理由で、通訳にガイド、車両や携帯電話などの単価がすべて黒塗り。

この言い訳が許されたら、ほとんどすべてを非開示にすることができますよね...。

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人数や台数を知られないためなんでしょうが、

スケジュールとか真っ黒で公開する意味があるんでしょうか、これ。

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一事が万事こんな感じで、

総額からある程度推察できる部分もあるのですが、

数字を精査するにも一苦労というか、事実上不可能になっています(怒)。

私もまだまだすべての数値の調査ができておりませんが、

787枚すべてのデータをこちらに置いておきます。

ご興味のある方は、閲覧&ダウンロードしてください。

というか項目ごとに分けて、PDF化するだけで1日仕事だったんですけど!!(再怒)

大量の資料の境目に付箋すらつけてくれないし(冒頭の画像のは自分らで付けた)、

もう初めから全部データで欲しいっす。

ネットで共有することにより、上記のデータが多角的に研究されて

海外視察費の改善の提案がなされることを期待しつつ、

もちろん私自身もこれから資料を読み込みます。

情報公開には相変わらず消極的なまま、

再来週から舛添知事はまたニューヨーク・ワシントン出張。

都民や議会から厳しい目が注がれていることを、

ゆめゆめ忘れていただきたくないものです。

それでは、また明日。

(2016年4月4日「おときた駿オフィシャルブログ」より転載)