フィギュアスケート女子のバンクーバー・オリンピック銀メダルの浅田真央(26、中京大)が4月10日、自身のブログで現役引退を表明した。
浅田は「突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました」と報告。「去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました」と述べた。
さらに、「このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を綴った。
2大会連続出場したソチ・オリンピックで6位に終わり、約1年の休養を経て昨季に復帰したが、今季は全日本選手権で自己最低の12位に終わるなど、かつての輝きを取り戻すことができなかった。
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